食 Food
わたしたちは、食べている物でできています。
そして体にはどんな食べ物でも消化できるような機能が備わっています。
それゆえ身体面、メンタルの健康を維持するために
どんなものを食べるべきかが重要になっていきます。
私は2020年の夏に1年半程、起き上がれないほどの体調不良に陥りまして、
食について真剣に考えるきっかけになったと思います。
その経験談はまた別の記事を作りますので
関心のある方はそちらをご覧になってみて下さい。
Raw Food 教室での学び
この体調不良をきっかけに、ローフード教室に行かせていただく事になりました。
先生はいつもレインドロップテクニックを施術してくださっていた
私のアロマセラピストさんです。
ローとはR A W=生のという意味があります。
野菜や発酵食品に含まれている酵素は48℃以上加熱すると
無くなってしまいますので煮炊きしない食材を使って食べる食事法が
Raw Foodローフードなのです。
最初のクラスでは、栄養が体にどのように吸収されて行くのか、
酵素はどのように働くのかを学びました。
私たちは毎日、目まぐるしい、忙しい日々を送っていますので
パパッと、チャッチャッと簡単に
作れるものや外食などで短時間で食べ終わらせがちですが、
このような生の野菜はよく噛むことで満腹感を味わったり視覚、味覚、
聴覚、触覚、嗅覚などの五感も十分に使って食事の楽しさを味わえました。
何よりも量って、切って、混ぜて、盛り付けるだけの簡単な料理法で
料理嫌いの私にとって作りやすい食事でした。
三代酵素の役割分担
消化のプロセスに必要な酵素は、食物酵素、消化酵素、代謝酵素です。
何事も問題なければ食物酵素と消化酵素で万事うまく行くのですが
消化酵素のキャパシティをオーバーするような食べものを食べると
代謝酵素の助力が必要になってきます。この代謝酵素は普段は
体内の不具合を解決したり細胞内の修復作業などを受け持っている
トラブルシューターなのですが、脂っこいもの、消化しにくいもの、
消化に莫大なエネルギーを費やすものを多く食べていると
代謝酵素は自分の仕事をおざなりにして
消化酵素の助太刀にいきます。この時に食物酵素があれば
代謝酵素は助っ人に来る必要がありませんし、むしろイキイキと
自分の仕事に全力で取り組むことができます。
健康を維持する食べ方
野菜 Vegetables
この食物酵素こそが生のお野菜だったり果物だったりするのです。
なので、野菜の生サラダなど食前に必ず食べています。
目標は両掌一杯分300gほど。
生野菜を食べると体が冷えてお腹が緩むと言われる方がおられますが
実のところ食物酵素が代謝酵素の働きを応援しているため
体内に溜まった老廃物や毒素を排出して体内の状況を
うまく整えようとしているに過ぎません。
私はむしろこの食事法を続けて冷え性が無くなってきています。
果物 Fruits
また果物もよく摂るようにしています。
果物には酵素だけでなく体内の生命維持活動に不可欠な
ミネラルやビタミン類も豊富ですので身体面だけでなく
健康的なメンタルも保持し続けることができています。
果物を摂るとアレルギーが出るとか糖質で太る、または内臓脂肪などを
気にされている方もおられますが、果物は果糖であり消化吸収のプロセスが
血糖値を爆上げしてしまうブドウ糖とは違うということを
知ってほしいです。ですがトラックの荷台いっぱいの、
みかんやメロンを食べると肥満に確実なります。糖分を摂ったらエネルギーを
消化させてしまえば良いので活動量が大きい午後3時までに食べるのが
妥当と言えます。消化スピードがとても早い反面、
他の炭水化物や脂質といった消化スピードの遅いものと一緒に食べると
つられて消化スピードが長引きその間に腐ってしまい、ガスを出すようになるので
別々に時間を置いて食べるのがベストです。
たまには代謝酵素へのご褒美にローフード中心の
食事の日があってもいいですね。
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